タンクローリー運転手にけん引免許は必須です

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タンクローリーはどうしてトレーラーが多いのか?

かなり狭いスタンドでも入る事ができます

 

 タンクローリーはトレーラーが多いと思いませんか?実際にトレーラーでの配送がかなりの割合を占めています。その理由は、トレーラーの方が沢山の燃料を積載できるので配送効率がよいことと、さらには同じ積載量の単車(トレーラーではないタイプ)よりも、はるかに取り回しがしやすいということがあげられます。

 

 

20キロが中心 大型化が進んでいる

 

 積載量は20キロが中心でしたが(1キロリットルは1,000リットル)、スタンドのセルフ化、大型化、配送効率と運賃の見直しもされており、大型化が進んでいます。パッとみてすぐに大きさを見分ける方法がありますので、ご紹介しましょう。

 

 トレーラー部の後ろのタイヤの軸数を見てみましょう。一軸のものは20キロです。二軸のものは24キロ、或いは26キロです。時々トレーラーのタイヤが持ち上がっているのを見かけますが、あれは高速代を節約するために開発されたものです。後ろが二軸になると、高速道路の通行区分が一番高い「特大車」になってしまいますが、タイヤを上げて後ろを一軸にすることで、大型車と同じ料金が適用になります。

 

 ちなみに、タイヤの上下は自動で行われます。普段車庫に置いてある時はタイヤが持ち上がり一軸になっています。積み込むと二軸が地面に接地し、荷物を下ろし終えるとエアの力で自動的に上がり、一軸に戻ります。エアの力で上下するのですが、エア漏れがしたりで、よく壊れていました。

積み込む位置が決まっている

ガソリンは前部 軽油灯油が後部

 

 元売りや積み場のアームの並びでも違うと思いますが、私の職場ではこれが基本でした。どうしてだかわかりますか?

 

 後ろから衝突された際に、できる限り被害を少なくするためです。オカマを掘られてガソリンが流出するよりも、軽油が流出した方がまだいい、という考え方です。

 

 

 

雪が降るとまた違う

 

 雪の上を走る際は、駆動軸の上に荷物を残しておくとグリップして上手く走る事ができます。今は配送の効率化もあり、一回の積み込みで3-4箇所配送する場合もあります。最後の最後まで、前の方、できるだけ運転席側に荷物を残すように積み込みをします。

たぷたぷするのか?

慣れてしまうと何とも思いません

 

 液体ですから、たっぷんたっぷんするんじゃないか?と、よく聞かれますが、思ったほどではありません。

 

 少し強くブレーキを踏んだ後で窓から顔を出してタイヤをみてみると、いつまでも小刻みに前後に揺れていますので、「ああ、実車か」 と感じる程度です。

 

 タンクの中には仕切り板のようなものがあり、これも一役買っているのかもしれません。

 

 ただ、4キロの升に2キロ積んでいる場合は特別です。2キロ分が空いているので、かなり動きます。後ろから押しこまれますし、安定も悪いので、升の容量いっぱいに積んでいない場合は特に注意して運転します。

雪道は大変です

チェーンは殆ど巻きません

 

 基本はチェーン装着です。しかし、高性能スタッドレスタイヤと除雪作業、融雪剤散布のおかげで、特にトレーラーの運転手はタイヤチェーンを殆ど巻きません。チェーンは予備も合わせて4セット積んでいますが、適当な巻き方をすると、フェンダーやトラクタのテールランプに干渉して車を壊してしまいます。また、クリアランスが極端に狭く、吹雪の中での装着作業、それも完全に巻くのは一苦労なので、みんな何とか勢いをつけながら、止まらないように心がけながら、チェーンなしで走って行きます。「今シーズンは一度もチェーンを巻いてないぞ!」 なんて威張っている人もいますが、安全第一の観点から言うなら 「ふざけるな!」 ですね。スチールの普通のタイヤチェーンをガッチリと締め付けて装着できれば理想です。一度軽く巻き、少し走った後でもう一度締め付ければ完璧なのですが、とにかくめんどくさがってみんな巻きません。私は装着が比較的簡単で、フェンダーとの干渉もないワイヤーチェーンを自分で買って持っていました。高速走行はいいですが、実車だとスタッドレスに食い込んで、どうも相性が悪いな、というのが使ってみた実感です。 雪道やチェーン装着に関しては、限りなくお話がありますので、また別のページで書きたいと思います。とりあえずここまでね。

 

 

長いトレーラーはグリップが悪い

 

 トレーラー部が二軸のタイプ、24キロや26キロは、雪道の走行性能が落ちます。後部が二軸ということは、それだけ荷重が後ろ寄りになっているので、駆動輪に荷重が殆どかかりません。大きさに比例してタンクも重く、なおかつ2軸であればタイヤの転がり抵抗もあるので、24キロや26キロは、20キロに比べると雪道での走行性能が悪くなります。大きくて長くてカッコいいですが、雪道は少々苦手なんですね。って、降雪地域以外の人は関係なかったですね。スミマセン。

 

 

ジャックナイフとトレーラースイングに注意

 

 道も覚えて車にも慣れてくると、どうしてもスピートが上がってしまいます。ブレーキをかけた時に、タンクに押しこまれて 「コの字型」 に折れ曲がってしまうのがジャック、後ろが振れてしまうのがトレーラースイングです。元同僚の自称トレーラーの達人は、「高速走行時、横を見たら後ろのタイヤがあった」 とか言ってましたが、こんな無理をしてはいけません。初心貫徹、とにかくスピードを抑えて無理をしない、早めにチェーンを装着する、遅れたっていいんです、とにかく安全第一を心掛けましょう。

さあ、次はあなたの番です!

免許を取らねば始まりません!

 まずは免許を取りましょう。けん引免許です。バックが難しいとか思っていますか?はい、とても難しいです。簡単にできるもんじゃありません。私は時々単車にも乗っていましたが、洗車を終えてまっすぐバックする際に、トレーラーのハンドルさばきと混乱して、どっちに回せばいいのかわからなくなる事がよくありました。ここまで体が反応してしまう、トレーラー化していても、バックは難しいです。会社の車庫に入れるのはいいですが、現場で道路からバックしなければならないスタンドは嫌ですね。左バックなんかはもう、やりたくないです。ぐるぐると回って来て右バックにしますけどね。

 

余裕があるなら試験場で一発挑戦!

 私は平日に休める仕事をしていたので、府中(正式には小金井市ですね)の試験場で直接免許を取りました。トレーラーのバックは短い方が難しいって知っていますか?短ければ短いほど、リカバリのハンドルを早く当てて修正しなければならないので、短い方が難しく、反対に長い方が簡単です。初心者の技量をもって、あの長さで左バックになってしまった際にはまず車庫入れ不能です。頭で覚えておくコツは、トラクタの駆動輪の角度を意識すること。トラクタの駆動輪に角度をつけるためにハンドルを切るという意識を持つ事です。慣れれば眠っていてもできるようになりますが、やはりはじめの頃は頭で考えながらハンドルを回さなければならないと思います。

 

一発試験のデメリット

 現在は法改正により、試験を受けるだけでは免許をもらえなくなっています。路上での練習、路上での試験、更には合格後も取得時講習が追加されています。路上での練習には練習をする車両を確保し、運転を教えてくれる人を捜さなければなりません。これは物理的に不可能でしょう。更にまだまだデメリットがあります。

 

 合格率が低い

 予約が取りずらい

 土日祝日には試験がない

 通いづらい

 試験場が1つなので、教習所を選べない

 試験車での練習がしずらい

 合格後も取得講習があり、免許交付までに時間がかかる

 クセがなかなか抜けない

 

 

 

確実な方法

 

 確実なのは合宿免許です。教習所でもけん引車は台数が少なく、予約が同じような時間に集中する傾向があるため、なかなか予約が取れない、すなわちなかなか免許が取れない状況にあるようです。費用面においても、例えば試験場(免許センター)での一発を狙うにしても、かなりの回数挑戦を覚悟しなければなりません。試験を受けるのにも確か一回数千円の手数料が必要ですから、10回行けば五万円以上になります。 プロになるために、一度心をリセットする意味でも、他所の地の教習所に行く事は大きなメリットがあります。 教習カリキュラムに基づいて教習が行われますから、確実に技能が身に付いて、滞りなく免許が取得できます。 あなたの状況によっては、教育訓練給付制度により、講座受講料の最大20%が支給される場合もあります。まずは資料を請求して確認してみてはいかがでしょうか?  

 

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