色々な事を勉強しました。
この時期が一番輝いていたかもしれません。
憧れの大手石油元売り、直の下請け会社で運転手をしていました。
単車とトレーラーと、両方とも運転しました。
よく言われるバックですが、会社の駐車場も広く、スタンドは頭から入ってくるっと回って出て来れる所も多いので、タンクローリーの人はそんなに上手くないですね。過去に他のトレーラーで鍛えられている人以外は、おおむね上手くないというのが私の印象です。私も、気合いで車止めなければならない道路バックは、何年やってても頭真っ白です。
トラックはよく壊れて、おかげさまでとても詳しくなりました。3速で変速できなくなったり、走行中マフラーが落っこちたり、これは秘密ですが、トレーラーの前と後ろが走行中に外れてしまったこともありましたっけ。よく今でも生きていると思います。
事故も何度かあります。 私に過失のない、相手がぶつかってきた事故が3回位ありました。 事故の処理などでもいろいろと勉強しました。 何かあると消防車まで来ますから、それはもう大変です。
タイヤ交換、オイルエレメント交換、マーカーランプの配線修理、車高灯の球取り替えなどなど、面倒くさいと残業規制を理由にやらない運転手も多かったのですが、私はいつも点検して直すようにしていました。
とにかく、1つづお話していきましょう。
長くなると思うので、興味のある所だけ読んで行って下さいね。
トラックのスタッドレスタイヤ
冬場はスタッドレス必須の地域に今は住んでいます。
トラックも11月になると、タイヤ交換がはじまります。
普通タイヤは一部を除き履きません。11月の新品スタッドレスを一年かけて履きつぶします。
入社当時は、どかんと会社にタイヤが送られてきて、インパクト以外は全て手作業でやっていました。
自分で外して、むいて、組んで、空気入れて、取り付けて、いつまでたっても終わりませんでした。
その名残もあるのでしょう、普通乗用車のタイヤも先日自分で剥いてみました。
レースやるとかよっぽど好きな人でなければ、お店に頼んだ方がいいですね。
トラックのスタッドレスは本数が多いので、全部を新品(地山という)にはできません。
元うちの会社は、半分を新品、半分を再生タイヤで組みます。
再生タイヤというのは、山の部分を張り替えて再利用するものです。慣れてくると、一目でわかるようになります。
パンクしやすいとか言われる事もありますが、今は性能も上がっているのか、それほど差は無いように思いました。
万が一パンクした時に作業しやすいように、単車の場合は、後輪は道路側左を再生、前二軸の場合は二軸目を再生にしていました。
前二軸の単車も、そろそろなくなってくるらしいですね。
タイヤ関連のトラブルは一度だけ。
採石場に重油を配送した際に、何かをふんづけてパンクした事があります。
70万キロほど走りましたが、これだけでしたので、優秀ですね。
ちなみに現在は、メーカーと会社とで契約をしてくれて、運転手は緊急時以外、タイヤ交換をしなくなりました。
取り付けから管理、ローテーションに至るまでの全てを、お店でやってくれるようになりました。
タイヤをむいたり組んだりができない運転手も増えてきていると思います。
少し悲しいですが、そんな事はできなくてもいい時代なのですね。